
PNGの容量を減らす方法【2026年版】画質を保ちながらファイルサイズを最小化
▸目次
- PNGのファイルサイズが大きくなる理由
- PNGは「可逆圧縮」だから情報をすべて残す
- スクショ・透過画像はとくに重くなりやすい
- PNGの容量を減らす5つの方法
- ①オンラインツールで圧縮する(最も手軽)
- ②WebP形式に変換する(削減幅が大きい)
- ③AVIF形式に変換する(さらに軽い最新の選択肢)
- ④リサイズする(解像度を用途に合わせる)
- ⑤メタ情報(Exif等)を取り除く
- 【方法別】どれがいちばん効果的か
- 【ステップ別】画縮でPNGを圧縮・変換する方法
- 手順1:複数枚まとめてドラッグ&ドロップ
- 手順2:「元のまま」出力で圧縮だけする
- 手順3:WebP/AVIF変換で容量を大きく減らす
- 手順4:透過PNGも透明度を保ったまま変換
- プリセット保存で、次回からワンタップ
- よくある質問
- まとめ
PNG画像が「なんだか重い」と感じたこと、ありませんか?
スクリーンショット、ロゴ、AI生成画像——PNGはきれいに残せる反面、ファイルサイズが大きくなりがちです。「メールに添付できない」「サイトの表示が遅い」という地味なストレスの原因にもなります。
この記事では、PNGの容量を減らす5つの方法を、画質をできるだけ保つコツとあわせて整理します。実測データつきなので、「結局どれが一番効くの?」の答えがわかります。今すぐ手を動かしたい方は、後半の手順セクションからどうぞ。
PNGのファイルサイズが大きくなる理由
なぜPNGは重くなりやすいのか。仕組みを一言で押さえておくと、減らし方を選ぶのがラクになります。
PNGは「可逆圧縮」だから情報をすべて残す
PNGは、元の画質を一切落とさずに保存する「可逆圧縮(ロスレス)」という方式です。劣化しないのが長所ですが、その分、色数や複雑さに比例してファイルが大きくなります。写真のように情報量の多い画像ほど、PNGは不利になりがちです。
スクショ・透過画像はとくに重くなりやすい
画面のスクリーンショットや、背景が透明な透過PNGは、扱う情報が多くサイズがふくらみがち。「ロゴ1枚なのに数百KB」「スクショがすぐ1MB超え」——こうなりやすいのがPNGの特性です。
PNGの容量を減らす5つの方法
手軽な順に5つ紹介します。組み合わせるほど効果は大きくなります。
①オンラインツールで圧縮する(最も手軽)
ブラウザで開くだけのツールで、その場で圧縮できます。インストール不要で、ほとんどの人にはこれが一番ラク。
注意点はひとつ——ツールによっては画像を一度サーバーにアップロードします。クライアントの未公開画像や社内資料を扱うなら、サーバーに送らない(ブラウザ内で処理する)ツールを選ぶと安心です。
②WebP形式に変換する(削減幅が大きい)
PNGのまま圧縮するより、WebP(ウェッブピー) に変換するほうが、軽さの面では一段上です。透過もそのまま保持できるので、ロゴやアイコンにも使えます。実測でも、PNGからWebPへの変換で大きく削減できました(数値は後述)。
③AVIF形式に変換する(さらに軽い最新の選択肢)
AVIFは、WebPよりさらに軽くできる新しいフォーマット。とにかくサイズを詰めたいときの選択肢です。透過にも対応します。2026年時点で主要ブラウザの対応率は95%超ですが、ごく一部の古い環境では表示できないこともあるため、確実性を最優先するならWebPが無難です。
④リサイズする(解像度を用途に合わせる)
見落とされがちですが、効果は大きいポイント。表示は幅800pxなのに、元画像は4000pxのまま——というケースは珍しくありません。用途に必要なサイズまで縮めるだけで、容量はぐっと下がります。
⑤メタ情報(Exif等)を取り除く
画像には、撮影情報やカラープロファイルなどのメタデータが付くことがあります。Web表示には不要なことが多く、削るだけでもわずかに軽くできます。多くの圧縮ツールは、この処理を自動でやってくれます。
【方法別】どれがいちばん効果的か
結論から言うと——「PNGのまま圧縮」より「WebP / AVIFへ変換」のほうが、削減幅は大きくなります。
実際に画縮で、PNG画像をWebPに変換してみた実測がこちらです(品質80・WebP出力)。
| 元画像(PNG) | 変換前 | WebP変換後 | 削減率 |
|---|---|---|---|
| AI生成画像 | 6.8MB | 227KB | 約97% |
| Canvaのサムネ | 325KB | 39KB | 約88% |
数字だけ見ると驚きますが、PNGは情報をすべて残す形式のぶん、変換で減らせる余地が大きいということです。
ただし、用途によって最適な方法は変わります。
| やりたいこと | おすすめの方法 | 透過の保持 |
|---|---|---|
| とにかく軽くしたい | WebP / AVIF 変換 | ◯ 保持される |
| PNGのまま使いたい | 圧縮 + リサイズ | ◯ 保持される |
| 表示速度を極限まで詰めたい | AVIF 変換 | ◯ 保持される |
| 印刷・元画質を残したい | 変換しない | ◯ |
ひとつ注意。「JPEGに変換すれば軽くなる」と思われがちですが、JPEGは透過を保持できません。透過PNGを軽くしたいなら、JPEGではなくWebP / AVIFが正解です。
【ステップ別】画縮でPNGを圧縮・変換する方法
ここでは、インストール不要・画像をサーバーに送らない無料ツール「画縮(Gashuku)」での手順を紹介します。処理はすべてブラウザ内で完結するので、機密画像も安心です。
手順1:複数枚まとめてドラッグ&ドロップ
gashuku.jp を開き、PNGをまとめてドロップします。会員登録もインストールも不要。複数枚いっぺんに処理できます。
手順2:「元のまま」出力で圧縮だけする
PNGの形式を変えたくないときは、出力を「元のまま(PNG)」にして圧縮します。形式はそのままに、容量だけを軽くできます。
手順3:WebP/AVIF変換で容量を大きく減らす
もっと軽くしたいなら、出力形式をWebPまたはAVIFに。先ほどの実測のように、PNGのまま圧縮するより大きく削減できます。
手順4:透過PNGも透明度を保ったまま変換
背景が透明な透過PNGも、WebP/AVIFなら透明度を保ったまま変換できます。ロゴやアイコンも安心です。
プリセット保存で、次回からワンタップ
「WebP・品質80・一括」のように、よく使う設定をプリセット保存しておけば、次回からはドラッグ&ドロップするだけ。何枚も処理する人ほど、この一手間の差が効いてきます。
よくある質問
Q. 透過(アルファチャンネル)は保持されますか? A. はい。WebP・AVIFはPNGと同じく透過に対応しています。透過PNGを変換しても、背景の透明度はそのまま保たれます。透過が失われるのは、JPEGに変換した場合だけです。
Q. PNG→WebPに変換したあと、元に戻せますか? A. WebPからPNGへ再変換することはできますが、いったん圧縮した画像が完全に元通りになるわけではありません。元のPNGは残しておくと安心です。
Q. Wordや資料に貼るPNGも圧縮すべき? A. ファイルが重いと、資料全体のサイズもふくらみます。共有やメール添付が多いなら、貼る前に圧縮しておくと扱いやすくなります。
まとめ
- PNGは「可逆圧縮」で情報を残すぶん、サイズが大きくなりやすい
- 減らす手段は5つ——①圧縮 ②WebP変換 ③AVIF変換 ④リサイズ ⑤メタ情報除去
- 削減幅が大きいのはWebP / AVIFへの変換。実測ではPNG→WebPで大幅に軽くなった
- 透過を保ちたいなら、JPEGではなくWebP / AVIF
- 機密画像なら、サーバーに送らないツールを選ぶ
PNGを1枚ずつ手作業で軽くするのは地味に面倒ですが、ツールを使えば数秒で終わります。
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